パロアルトネットワークスは、サイバーセキュリティのリーディングカンパニーとして、世界各国の政府機関や政策立案者に対し、セキュリティ対策の最適化に向けた提言や意見交換を積極的に行っています。
私たちのビジョンは「昨日よりも今日、今日よりも明日が、より安全で安心な世界になること(Our vision is a world where each day is safer and more secure than the one before)」です。このミッションのもと、私たちは単に製品を提供するだけでなく、グローバル社会全体の安全性を高めるために、たゆまぬ努力を続けています。
その重要な取り組みの一環として、2025年12月、パロアルトネットワークスの公共セクター担当プレジデントであるミーラ・ラジャベル(Meerah Rajavel)が、米上院銀行・住宅・都市委員会にて証言を行いました。本証言では、急速に普及するAIが、金融サービス業界のサイバーセキュリティ環境をいかに根本から変容させているかについて、深い洞察が語られました。
<証言のポイント>
英語のブログ記事に基づき、証言の主要なポイントを以下の通りまとめました。
- 攻撃スピードの劇的な加速(100倍の驚異): AIを活用した攻撃者は、かつて数週間を要した環境侵入からデータ窃取までのプロセスを、わずか数時間に短縮しています。この「100倍の高速化」により、人間による手動の防御はもはや限界に達しています。
- 「AIにはAIで対抗する」戦略の不可避性: 攻撃側がAIを武器としている今、防御側もAIを中核に据えた「自律型SOC(セキュリティ運用センター)」への移行が不可欠です。
- インシデント対応時間の大幅な短縮: 当社のAI駆動型プラットフォームを採用した組織では、インシデントへの平均対応時間(MTTR)を、数日からわずか14分へと劇的に短縮し、壊滅的な被害を未然に防いでいます。
- 「Secure AI by Design」によるAI自体の保護: 金融機関がAIを安全に利活用するためには、開発の初期段階からセキュリティを組み込む「Secure AI by Design」の原則に従い、AIインフラやアプリケーション、AIエージェントの挙動を包括的に保護する必要があります。
- 2026年を「防御側が主導権を握る年」へ: 2025年はAIによる破壊的な攻撃が目立つ年となることが予測されますが、AIを中核とした統合プラットフォーム戦略を採用することで、2026年には防御側が再び主導権(Upper hand)を取り戻すことが可能になります。
詳細はこちら(原文・英語): From the Hill: The AI-Cybersecurity Imperative in Financial Services